event info. at ishihara-tei / 石原邸での催し

 

2018年度 登録有形文化財所有者の会 主催の建物特別公開は

11月17日土曜日に開催いたしました。

翌日より20日までの3日間も、邸内を一般公開させていただきました。

 

17日は無料企画として建物解説の時間と作家によるギャラリートークを、

18日特別公開後16時半〜音浴音楽会、19日13時〜針葉樹のみで作る本格的なクリスマスリースを作るセミナーを開催しました。

 

 

盛りだくさんの企画、そして、たくさんのお客様においでいただきました。

会期の写真をこちらにてご覧いただけます。

 

 

来秋もまた、心豊かに過ごしていただけるような企画を催すことができればと思っております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2017年の催し

 

ぜんまいの綿毛を採取し、手紬ぎし、草木染めを施し、綿糸や絹糸と機織りにて織りあわせる「ぜんまい手紡ぎ織」。古来、東北地方などで素朴な生活用品としてあった手仕事でした。

子どもの帽子のデザイナーであり制作者であった菊地星女(きくちほしめ)は晩年のこの世を去るまでの10年間、全行程をほぼ独学独力によってこのぜんまい手紡ぎ織を現代に甦らせることに命と歳月を注ぎこみました。

 

この度、星女の一人娘である菊地栄氏より、わが石原邸にて、星女の作品展を開催していただけることとなりました。ぜんまい手紡ぎ織はあまりにも手間暇も時間も精神力も必要とされる、今後実物を生みだすことは不可能に近いものです。

星女が10年間に迸る情熱と感性、突き抜けた緻密さと胆力によって最愛の我が子の如くに生みだしたぜんまい手紡ぎ手織りの作品群をぜひ間近にご覧ください。

☆菊地星女のウェブページができました!

Blogページもございます。Blogでは、生前の星女の日記や、今回の展示会の主催者である娘さんの想い出に残るストーリーなどにも触れていただけます。「ぜんまい手紡ぎ織」をより多角的に観ることが出来、会期中ご覧頂く手紡ぎ織そのものをより深く楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。

 

 

菊地星女展  〜ぜんまい手紡ぎ織〜 
2017年10月6日(金曜日)〜10日(火曜日)
10時18時(最終日は16終了)
 
 
ぜんまい織作家・菊地星女(ほしめ)の回顧展が愛知県岡崎市の登録有形文化財・旧石原家住宅で開催されます。
「ぜんまい手紡ぎ織」は野草ぜんまいの新芽のわた毛をくず繭や綿などと混ぜて糸に紡ぎ、草木で染めた絹糸や木綿糸と共に織り上げた織物です。ぜんまい織りは素朴な生活用品として、古くから東北地方などで作られていましたが、菊地星女は晩年に移り住んだ長野県蓼科山麓でぜんまいを採取し、
それで紡いだ糸から独自のデザインで織物を作成しました。
1993年には日本民藝館奨励賞を受賞するなどそのオリジナルな作品は高く評価されています。
2001年に69歳で亡くなる直前まで、約10年間に丹精込めて織った織物は約50本。本展ではその中から30点ほどの帯やタペストリーと2枚の着物を展示、一部を販売いたします。
会場の愛知県岡崎市の旧石原家住宅は、文化庁登録有形文化財に登録されている1850年幕末創建の商家です。開け放たれた座敷からは土の香りが漂う土間や、苔むした庭が見えます。
そこには人々が暮らしてきた空間と幾重にも重なった時間が在ります。
ぜんまい織りもまた、それぞれの時代のいのちを吹き込まれることでしょう。
 
□ギャラリートーク1□
「いのちを紡ぐ 織りのしごと」
石井りえ氏(日本民藝館)百田文子氏(豊田市民芸館挙母木綿講座講師)
聞き手:菊地栄(星女の長女)
10月7日土曜日 14〜15時
□ギャラリートーク2□
「母とわたし アート的暮らし」
菊地栄(星女の長女・星ノ杜代表・立教大学大学院講師)
大辻織絵氏(歌い手・書家・旧石原家住宅館長)
10月8日日曜日 14〜15時
※ギャラリートーク
参加費500円(お茶とお菓子付き)
主催/星ノ杜 [ほしのもり]
協力/有限会社いしはら
ギャラリートークご予約・お問合せ
nagi10sk@yahoo.co.jp   090-4464-7402(菊地)