書描 / shobyo

photo by とし美
文字であったり、文章や詩のようなものを書くのですが、書くというより描いているといった方が自然かと思います。心に観えたように、或いは、手や指が動くままに任せています。時には、なんと描いてあるか読めないものも。
観えるまま、感じるまま、受け取っていただければ嬉しいです。
私は、書描において、一定のスタイルを持ちませんが、
「ある空気感」というものがいつもその背後にあるように感じます。
絵画や書といった作品は、
破ったり壊したりしない限り、みるみる変化していくことはほとんどなく、
長い時間その姿を維持できるものが主流です。
ところが、私の作品は、変化します。
特に、私が最も私の作品らしいと感じる白の書描は、
描かれた瞬間から、だんだんと成熟し、そのうち老いていきます。
その変化のさまは、まるで私たちと同じ、生きもののありようを思わせます。
私の目には、その変化が美しく映るのです。
この場合、作品の「形」ではなく、その変化していくありようが、
「作品」だと思うのです。
姿を変えない作品とは違い、
共に過ごす方にとっては手がかかるものかもしれませんし、
そのうち、形をなさなくなり、枯れていく・・・
まるで花のよう。
このコンセプトに、もし共感し、必要としていただけるようでしたら、
あなたのために描き下ろさせていただきます。
あなたがあなた自身に捧げたい想い、感覚がどんなものかを直にお伺いし、
あなたの目の前で描き、作品にさせていただきます。
私のインスタグラムのDMよりご連絡くださいませ。