あんまり我慢しない。

私はバリ健康体というふうでもないので、そこかしこで頭痛薬などのお薬のお世話になってきました。45過ぎて更年期らしきものがやってきて、そこではたと心底赤ちゃん欲しかったことに気づかされ、不妊治療専門クリニックへ。2年余の間にホルモン剤21日分を飲むのを幾度かやり、薬の常用っぽい体験をしました。
先月、その常用中になんとも説明しがたい脚の骨に沿った神経痛的な痛みが出てきて、クリニックに相談すると飲むのやめてください、ということに。やめてみると痛みは見事に?去っていった‥
この薬を飲みはじめて一年半程たった頃からか、なんか飲みたくなくなってきたなぁと感じだしたのですが、クリニックの先生もスタッフさんも大好きだし会いたいし、ホルモン剤の効果は現れていたし、副作用も感じる訳じゃなし、せっかく私を虜って提案してくれていることをやめる!というのもねぇという気持ちで続けていたのでした。

今になって想ったのは、わたしが体験したその副作用というのは、継続したことと、私のからだが時の経過と共に変化したことの合わせ技ゆえなんじゃないかなあということです。
私は薬というのは賢く使うのがいいのかなぁと思っています。飲まないなら飲まないでいられるのが一番なのですが、若い頃から頭痛からげーげーになるというのが時折あって、薬を断つ!とかいって痛いのを我慢して、他の方策を試していました。まあ、断てる自分というのも体験したかったのかも。
去年辺りから夫が「そんなのを我慢する必要ないんじゃないの?」とか言うようになって、そういえばそうだよなぁと想われ、ある線を越えたら、頭痛薬を飲んだりしていました。
薬断ちのきっかけは、このげーげー頭痛には根っこがあるのだから、根っこから直さないといつまでも終わらない、薬でそれをうやむやにしたらだめだ!と頑張っていたんですが、あれこれやって来て、なんか自分の有り様のすべての根っことげーげー頭痛の根っこは完全には別物じゃない感じもしてきたりして、もうなんだかわけがわかりません。
すごく刹那的にも見える、でも絶対刹那的じゃない、「いま我慢しない」だけ。
ホルモン剤やめてから、そういや一ヶ月以上げーげー頭痛が出てないぞ。