色んなことをしたし、色んな人に会ったし、まあヘマはしていないと想うが、今日はなんだか頭がクリアでない日。昨日は頭脳で、今日は肉体の労働、寝不足だからか。こういう感覚、ちょっとつまらんです。文章書こうとしてもなんだかもんわり。
ともかく、とにかく、月が明るいですね。夕焼けも美しかったです。私が見たのは真横に長くたなびく雲の向こうに太陽がサーモンピンクの輝きを放ち、たなびく雲を鮮やかに染めておりました。
何かっていうと、私は空が気になる。雲の量とか数とか形がどうだとか、こんな空色見たことないとか。鳥もすごく気になる。あの鳴き声はヒバリじゃないかとか、聞いたことのない声だとか、声がするんだから姿が見たいとか。
住まいの辺りには特別そうな鳥は来ない。特別そうな、って、いつもその辺にいる雀とか燕とかカラスとかはありふれたつまらん存在って言いたい訳ではないんだけど。去年の春は珍しくめじろが群れをなして来ていた。
3年前の春、我が家のベランダに雀が巣を作った。時おりガサゴソするなと想っていたら、壁とエアコンの室外機の隙間なんていう細長いところにまことに器用に巣を作っていた。そのうち、子供の鳴き声が、いや、雛か、の鳴き声が。
親の留守中、いちどでいいからごく間近で雛を見てみたいと想って覗きこんだが、端っこ過ぎるし、巣の周りであんまりごそごそするのも彼らに悪いなと想ってやめた。彼らがうちにいる間、ベランダに出るのはちょっと気を付けて出るようにしていた。巣立ちの時を見たいと想っていたが、知らない間に巣立ってしまっていた。朝になると、寝床のすぐそばでピチピチと賑やかだったのに、静かな朝になった。
そういえば、ベランダの間近の電線に、それらしい雀達を見つけたっけな。
今春、近くの公園でお腹が鮮やかな赤茶色の小鳥に出くわした。頭がもう完全に、吉川晃司のキメた髪の毛みたいで、この鳥も相当キメている感じ。結構近づいても逃げない。鳴き声は忘れたが、あまり馴染みのない囀り方だった。鳥の図鑑を見るのが好きなので、すかさず調べてみると、ジョウビタキと呼ばれている鳥らしい。街中でもふつうに生活している鳥のようで、大阪城にもいるとか。豆や種を蒔いていると、小鳥という連中はほんとうに油断も隙もあったもんじゃない存在なのだが、なんでこうも彼らとはかわいい生きもの達なのだろう。