笑いのツボ。

笑いのツボというやつはほんとうに人それぞれ。或る人にとっては腹が捩れるほど可笑しいことも、別の人にとっては全くおもしろくなかったりします。意見が違うとか好みが違うとかだったら、あなたはそういう考えなんだね、とか、そういう好みなんだね、とか、どうしてそう想うの?とかその素晴らしさってどんなとこ?とか質問してみたり、考えや好みが同じにならないにしても、何かを共有することが可能なんじゃないかと想う。だけれど、笑いは自然と込み上げてくるもの。自分にとって可笑しくないものをおもしろく感じようとする努力は報われるのだろうか、難しいんじゃないか。
話がそれるが、こんな話しを書いていて、ふと想った。
私が幸せを感じる最たるものの一つが、笑ってもらえること。ネタとか意識的にとかで笑いを取るなんて、そんなのは無理だけれど、どういうわけか無意識に笑ってもらえるときがある。ふしぎな程、幸せな気持ちがする。

話しはまた変わるが、自分のプロフィール写真が好き過ぎる。どなたかが撮ってシェアしてくださっていたもの。コアラはふつうもっと可愛くて癒され系キャラとして市民権を得ていて、ふわもふのイメージが売りになっているような気がする。コアラのマーチにしてもその派生系。ちょっと外れ気味だけれど、ドラゴンズのドアラもまあその系統。
この写真は衝撃だった。散々笑い転げた後、プロフィール写真にいいんじゃないかとやってみて、それが夫にも結構ウケて、また散々笑い転げた。
水気がこんなに地肌まで滲み込んでていいのか?だいたい、この表情じゃペットでもなかろうに、毛皮がこんなにびちょびちょになる動物がいるのか?こんな濡れ鼠なコアラはイメージの外であり過ぎる。動物の毛皮が発達しているのは体表面を守るためだろうし、冬などは冷えないように毛を密集させるという生物の本能が働いているのだろうと想うのに、こんな水に弱い毛でいいのか。コアラの故郷であろうオーストラリアは割と乾いた土地だから毛皮の水分への対処が追っ付かないのか。癒し系のイメージを付けられているのに、この野生な雰囲気が凄い。牙はあるんだろうか。


うちの夫婦はこんな笑のツボ。いや。夫も同じだって決めつけてはいかんね。