event info. / 催しのご案内
2020年〜2023年
年一回の旧石原家住宅(通称:石原邸)の建物内部特別公開イベントは、
愛知登録文化財所有者の会から会員さんや関係各所に発信していただ気、
感染症対策に留意しながら、小規模、予約制で行わせていただきました。
2024年、新たな形で皆さまに訪れていただけるよう、計画しております。
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2019年の催し
2019年 愛知県国登録有形文化財 建物特別公開「文化財の音景vol.5 みちしるべを頼りに」
おかげさまで、たくさんの皆様にご観覧いただき、
心底嬉しく、そして、心底意義深い3日間となりました。
心より御礼申し上げます。
今年のこの催事が終了し、すでに、来秋への展望が見えて来ております。
心より、ありがとうございました。
※こちらの開催案内はこちらにてご覧いただけます。
その他、さらに下にスクロールしていただくと過去のご案内もご覧いただけます。
2018年の催し
「愛知県国登録有形文化財 建物特別公開」参加企画
昨年の「文化財の音景vol.3」の終了直後、 文化財「旧石原家住宅(通称 石原邸)」の所有者の一人である父 吉村正が他界しました。約50年に渡り市内で2万例余の赤ちゃんを取り上げてきた産科医でした。お産というものに「美」を見いだした芸術家肌の人間でした。そんな父 正と、この家で生まれ育ち先に他界した母 安子、彼らの娘である私という親子の縁と、この家が今こうして存在しているということは切っても切れない繋がりがあります。
今年の特別公開は、この家とも父とも縁の深い、花育の日本第一人者として「いのちとこころの花育®」に取り組む花作家 森直子氏をお迎えします。彼女も昨年お父様を亡くされ、この数年の間にも大きな別れを体験されました。
古民家の佇まい、森氏の花や草木の作品、私の書描や音、音楽や人びとの営みがひとつとなった空間で、親子というものの明暗なる日々を想い、それぞれの「親子」ということについて皆さまとともに心を深めあえましたら幸いです。
大辻 織絵
父撮影の母と私。
パネルに仕上げてあったということの意味。
この時を覚えていないからこそ、
きっと感じられるものがあると思う。
森 直子 氏の亡くなられたお父様とご健在のお母様、
若かりし頃。
二人に宿った私。
もう二度と戻ってこない父、あの日。
だけれど、私の心はいとも簡単に、
そこに戻る。
父さんとこ、行こ。
そう思うか思わないかのうちに、
お父さんのところに走り寄る。
嬉しいな。誇らしいな。
奇をてらうこともない。
信頼しきっている。
この企画でいつも演奏をするギタリスト桐山博貴と娘のこと葉。
少年の頃の夫、そして、お義父さん。
二人のこの表情。
吹き出しはいくらでも思い浮かんでくる。
子の腕を握る父。
子の体が父の方に寄りたそうだ。
楽しいような、怖いような。
見ているうちに、
胸に沁みてくるもの。
植物作品「血脈」:森 直子 背景:大辻織絵
【開催スケジュール】
■17日(sat)
文化財無料開放 11時〜18時
【特別企画】
①「所有者による建物解説」
13時半〜14時
無料
②「ギャラリートーク」
15時〜15時半
花作家:森直子氏 × 所有者:大辻織絵
無料
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■18日(sun)
文化財無料開放 11時〜16時
【特別企画】
「音浴音楽会」
〜音楽と心にたゆとう。
築158年の古民家にて寛ぐ〜
16時半〜18時半(16時受付開始)
参加費/3500円
演奏:kiRie
歌詞の背景や親子についての語り/
手や腕への書描:大辻 織絵
※11月17日土曜日までに下記まで参加のご予約お願いいたします。
orientalsmiles2010@yahoo.co.jp
080-4535-3555
(有限会社いしはら)
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■19日(mon)
文化財無料開放 11〜16時まで
【特別企画】
「聖なるリースづくり」
〜生の針葉樹で永遠のいのちの縁(円)をつくりましょう。
ヴォイスアートと共に〜
講師:森 直子
ヴォイスアート:大辻 織絵
13時〜14時半
4800円(材料費込み)
(持ち物)
花用鋏/敷物用新聞紙
作品を持ち帰る袋
※材料の準備等ありますので、必ず11月11日日曜日までに下記までご予約ください。
orientalsmiles2010@yahoo.co.jp
080-4535-3555
(有限会社いしはら)
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■20日(mon)
文化財無料開放 11時〜16時
※この日は特別企画はありません。建物内をゆっくりご覧くださいませ。
旧石原家住宅夕景。
主催/展示協力:有限会社いしはら
企画のご案内。
過去の催し
ー 伝統の町家建築ならではの懐深い空間、そして、音楽、書、花、写真に、心の羽を伸ばして遊ばせる‥
そんな無邪気な大人のひととき‥
文化財の音景vol.3
ー国登録有形文化財・特別公開 西三河地方の部 参加企画ー
日時:11月4日(土)
※5日も自由観覧開催しました。
会場:国登録有形文化財
旧石原家住宅(通称:石原邸)
■ 第一部
自由観覧/予約不要/無料
13時~15時半
※国登録有形文化財特別公開
2017についての詳細はこちら。
■
第二部
音浴会「音と景に遊ぶ」
16時~18時(15時半
受付開始)
参加費
3000円(必ず下記までご予約ください。)
■ご予約・お問合せ
キャスト:
室礼:清水南龍
kiRie 2017年7月開催の音浴風景
photo by narutomo
織絵の書ー2017年7月開催の企画展
「音と景に遊ぶ。」
「音景」とは、「観る音」と「聞える景色」という造語。国登録有形文化財
特別公開にむけて企画を進めるなかで、「音は聞こえ、景色は見えるもの」様々ある固定観念を飛び越えたく、「文化財の音景」と名付けました。三回目を迎えた今回は、そんな生真面目な想いを「遊ばせて」みようと思います。
国登録有形文化財「旧石原家住宅」通称
石原邸が建てられたのは1860年。江戸時代の幕末期です。まさに、「日本の伝統」そのままの時代です。この家の越し方に心を遡らせていると、創建当時の城下町の思影が浮かび、そして更にはこの家が建てられるより遥か先へと心は飛んでいきます。風に揺さぶられる一面の薄野原、兎を追う原始の人びと、原始の鳥が飛び交う大空、見渡すかぎりの青い海原のうねり、そして、地球に生命が生まれる前の混沌、果ては、星が生まれる前の虚空にまでも.
. この一点にフォーカスして時代を遡るだけでも、なんと多様な時が刻まれてきたことか。
その積み重なりの先にこの家は生まれ、幕末、明治、大正、昭和、平成と157年間基本的な姿を変えることなく来ました。その時間、天災も戦災も乗り越えてきたこの家のもつ安定感のなかでこそ、自由に羽ばたく心があります。まるで母親の腕のなかで屈託なく笑い声をあげる赤ちゃんのように。
最初の「文化財の音景
vol.1」は、まるで森林浴するように音楽に触れる「音浴」を開催しました。vol.2は音浴と写真家のリアルタイムの撮影を合体させた実験的企画でした。
今回のvol.3では、皆で「心を遊ばせて」みまし
event on july1-3, 2017 / 2017年7月1.2.3日の催し
参加者の皆さん、出演者の皆さんによる写真の数々を当サイトの下記ページにてご覧頂けます。
作品「血脈」:森 直子 題字:織絵
親や先代が第一線を退いたり、老いの深まりを感じたり、見送ったり・・・
親子であれ、親子で無かれ、意識しようがしまいが、限りある生を生きている我々には、「継ぎ、継がれていく」ということの中で生きていますね。
企画展と音楽会
「巡りゆく生と死のなかで継がれていくこと」
2017年7月1日〜3日
10年来のおつきあいさせて頂いている花作家の森直子さん。
上の画像のなかにみえる枝の作品は彼女の作品「血脈」。
これを見たとき、「継がれていくこと」というテーマが湧き上がりました。
この作品を起点に、無垢の木の床と一面のガラスから森がみえる街中のオアシスのような空間に、木草花と書のコラボレーションを繰り広げる企画展です。
その空間の中で森林浴するように浴びるように音楽に触れる「音浴」を7月2日の夕刻に。
刻々と変化する外光との共演も見所です。
◆【木草花のインスタレーションと書作品のコラボレーシ
7月1日(土) と
3日(月)
13時半~20時
◆【音浴】
~音に浴する時間,作品に囲まれて~
7月 2日18時半~ ( 20時半終了予定
)
☆17時より開場していますので、開演までごゆっくりお過ごしください。
音浴の参加費/
予約 2,500円・当日 3,000円
◆【会場】
レンタルスペース Float [フロート]
◇木草花のインスタレーション
森
直子
花作家。木草花それぞれの個性の輝きを愛し敬意をもって
◇カリグラフィー・書
織絵
本当の自分への探求を続けるうち、創りだすことへのコン
◇音浴
kiRie - キリエ -
声/織絵 ギター/
※お問合せ・音浴のご予約は、こちらまでお願い致します。
過去の催し/
photo by orie
2016年11月13日 文化財の音景「反・応」
〜この催しは、登録文化財所有者の会による登録有形文化財特別公開の一貫でもあります〜
11月13日(日)12時〜18時半
【自由観覧】※ 無料です。ご自由に見回っていただけます。
12時〜16時(15時半 自由観覧受付終了)
【音浴】※ 畏れ入りますが、ご予約くださいm(__)m
16時半〜18時半(音浴の受付16時〜)
参加費 ¥3,500
駐車スペースが十分ございません。篭田公園地下駐車場など公共駐車場をご利用下さい。
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【音浴】+【写真・撮影】(清水南文氏による) +文化財+集う人全ての相互反応。
旧石原家住宅(通称
石原邸)は築160年の古民家です。日本的、伝統的なも
2回目となる「文化財の音景 vol.2」。 所有者代表でもある私の音楽ユニットkiRieの【音浴
【音浴】というのは、森林浴や月光浴をするように音楽を
「これはこういうもの」「こうあるべきだ」という考えを
さて、日本の伝統の「真の継承」に尽力されている清水南
清水氏と私達はどのようにコラボレートし、どのように皆
photo by minafumi
<清水南文・経歴>
花師。室礼師。
雲棲華塾 塾長。 Wonder photo M 主宰。
18歳から長年に渡り「華」にまつわるプロフェッショナ
現在、雲龍院・安楽寺(京都)、瀧山寺(岡崎)、その他
<kiRie
-キリエ->
2012年秋、「kiRie」として演奏を始める。20
kiRieの音楽は、じっくりと布を機で織るように紡ぎ