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旧石原家住宅 (通称 石原邸) の施設使用について
<主屋見取り図>
石原邸は、厨子2階建( [つし]‥天井高の低い2階のこと)、50坪ほどある大型町家です。
創建は1860年。それ以来、戦災や自然災害を潜りぬけ、伝統的な商家の家のかたちと趣きを今も残しております。
1975年頃、昭和風に改装されていたものを創建当時に近い形に復元し、現在の姿になりました。
その後、傷んだり壊れた場合は、できる限り早い段階でその都度、熟練の大工さん方に改修や修繕をしていただいてきました。
ただ古い、というのではない、時代の重み、厚み、深みをリアルに体感していただける貴重な場です。
これまで、このような目的、用途にお使いいただいてきました。
・絵画・陶芸等、芸術作品のギャラリー展示
・お着物・お洋服・手作りのお品物などの展示会
・インスタレーションや現代アートの展示
・CM撮影
・講演会
・映画鑑賞会
・会議やミーティング
・ヨガなどのワークショップ
・井戸の水汲み、雑巾掛け、竃での煮炊きなど、昔ながらの暮らし体験
・撮影会
(これまでの使用例/あいちトリエンナーレ2016岡崎会場。コンセプチュアルなお洋服「天衣」の展示会。岡崎JazzStreetなどの音楽会。即興ダンスと音楽のコラボレーション。ヘアケア製品CMの収録。BSの番組収録。スティール写真の撮影ロケーション。子どものための井戸の水汲み、障子張り、石臼引き、竃での調理体験、等々)
<石原邸主屋。北側廊下から奥を見渡す / 一部の襖を残して>
施設使用料について
1日 ¥30,000〜
7日(1週間 )¥160,000〜
◎ご使用の時間帯に関しては、ご相談ください。
◎7日以上のご使用も可能です。期間をお知らせいただき、ご相談ください。
お申し込み・ご相談・お問い合わせ・・・
コチラ or オーナーのインスタグラムのDMよりご連絡ください。
※1
ご使用開始の際、使用方法や注意点をお伝えするお時間を頂戴します。
基本的に、家の設えは、明治時代以前のスタイルですので、現代のふだんの暮らし方、使い方とは異なる面もありますので、ぜひ、新鮮な体験として楽しんで当家をお使いいただけたら幸いです。
※2
薪や炭をお使いいただくことも可能です。別途料金がかかります。
竃では薪を、囲炉裏や火鉢では炭を使います。
直火に慣れていない場合などには、使い方をお伝えします。
※3
邸内の一角に、現代的な一般的ミニキッチンと冷蔵庫をご用意しています。
ミニキッチンにはIHコンロが一口あります。お湯やお茶を沸かしていただけます。
2Lのやかんと保温ポットをご用意しています。
※4
お手洗いは、主屋とは別棟になります。
男性用の小用1、洋風お手洗い1のご用意です。
※5
室内と土間に一般的なコンセントを設置しています。
建物の性質上、エアコンとガスは設置しておりません。
灯油ストーブ、扇風機をお使いいただけます。
※6
石原邸は、静かな住宅街に立地しています。
防音が難しい建造物であるため、音楽会など音が大きく出る可能性のある催事内容の場合は、お断りせざるを得ない場合があります。いちどご相談くださいませ。
<石原邸主屋、奥の仏間八畳間から見渡す / 襖 全て取り外し>
趣きある古民家空間がもたらす体験
陽の光と自然な影が織りなすコントラスト、その混ざり合いやせめぎ合いは、
本格的な古民家の作りと相まって、室内に独特な景色を生み出します。
そして、
それは時間とともに刻々と変化し、まるで生きている映像作品のようです。
空間は、そこに滞在する人びとの無意識深くに、静かに、しかし、饒舌に語りかけます。
例えば、
企業やクリエイターがオフィスや制作環境のインテリアに心を砕きます。
木材を使ったり、植物を配置したり、照明も一様な明るさでない照明デザインを加えたり・・
空間は、そこに集う人々の感性や創造性に深く影響を与えることをよく知っているからです。
当家のような場空間で、人びとと出会い、共に過ごし、集い、学び、語り合い、喜びを分かち合う体験をしていただくことで、時代に超えた「人の温もり」や「感性の力」に触れ、新たな共感や気づき、学びや展望を得られる創造的な機会となるでしょう。
皆様がふだん馴染んでおられる現代的な設えの施設とは一線を画しますが、この空間の持つ特別なポテンシャルをご享受いただければ幸いです。
<オーナー自主企画の一コマ>
ご利用に関して、お気軽にご相談ください。
現代的な居住空間とはたいへん異なる本格的古民家空間ですので、具体的な利用方法や展示の仕方など、イメージしづらい点もあるかと存じます。
しかし、その違いこそが、企画やイベントに唯一無二の価値をもたらす可能性を秘めています。
ご利用目的や期間に応じて、最適な活用方法をご提案させていただきますので、
どうぞお気軽にご相談ください。
ご相談・お問い合わせは・・・
コチラ or オーナーのインスタグラムのDMからご連絡ください。
