rental spece / 旧石原家住宅 (通称 石原邸) の施設使用について

 

<石原邸主屋の見取り図>

ギャラリー、講演会や音楽会などの会場として、撮影ロケーションとして、竃での煮炊きや井戸の水汲みなどの昔の暮らし体験の場として、それ以外にも様々な用途にお使いいただいています。

(今迄の使用例/あいちトリエンナーレ2016岡崎会場の一つ。コンセプチュアルなお洋服「天衣」の展示会。岡崎JazzStreetなどの音楽会。即興ダンスと即興音楽のコラボレーション。ヘアケア製品CMの収録。BS-TBSの番組収録。スティール写真の撮影ロケーション。子どものための井戸の水汲み、障子張り、石臼引き、竃での調理体験。等々

 

私自身が「音浴」という"音を浴びるように聞く音楽会"というものをこちらで定期的に開催しておりますが、どうしたら空間と企画の両者がよりフィットするか、相乗効果が生まれるかと一回一回模索しながら進めております。それも含め、これ迄の経験の中では、催事を催す場としての長所/短所の両方が見えてきます。しかし、襖を外せば50人以上の収容が可能な広い空間になり、襖を入れれば4〜5室の小部屋にわかれ、ライトを灯すか灯さないかや時間や季節次第で作品や空間の見え方ががらりと変わります。近代的な施設のように一定の光の加減、一定の温度、コンサートホールのように無音状態を作れない代わりに、この場所ならでは味わい深い雰囲気が醸し出されます。

 

どうぞ、石原邸をお使いになりたい方は、お問合せページよりなるべく詳しくお考えをお知らせください。ご相談のなかで、お使いいただくことが難しい場合がでないとも言い切れませんが、出来るかぎりよい形でお使いいただけるよう管理者側としても工夫させていただきたいと考えております。

 

 

1日 ¥30,000〜(税別)

7日(1週間 )¥160,000〜(税別)

 

〜7日以上のご使用も可能です。ご相談ください〜

 

※1

搬入搬出・会場設営のタイミングは、ご使用の用途、ご希望の日程の前後に使用される方があるか否かによって変化しますので、ご相談ください。

※2

事前の搬入・設営日、もしくは開催初日に、会場の開場閉場の仕方やこの家ならではの使用方法をレクチャーさせていただきます。こういった日々の開場閉場プロセスにつきましては、基本的にご使用者の皆様にお任せしております。2〜3日もすると、しっくりと慣れてきて「この家のひと」のような感覚がされるようです。

※3

薪や炭をお使いいただくことも可能です。別途料金がかかります。竃では薪を、囲炉裏では炭を使う作りになっています。どちらも調理可能です。

※4

邸内に現代の一般的なミニキッチンと冷蔵庫をご用意しています。お湯やお茶をミニキッチンのIHで沸かしていただけます。電気と水道はありますが、エアコンとガスがありません。

※5

近隣が住宅街となっており、防音が難しい建造物であるため、音楽会などは内容によっては夜の公演をご遠慮願う場合があります。ご了承くださいませ。

 

 

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所有者代表・管理者の私心。

この家を先祖・父母から継承し、関わっていくうちに、「この家には、よりよき未来を見据える人びとをバックアップする力があるのでは?」だんだんとそんな風に感ずるようになりました。この家も地域も人びとも、それそれが生き、生かされる形とはどんなあり方だろうかと私なりに模索しました。その中で、自然に、広く色々な方にこの家で体感的に過ごしていただく ー 貸しスペースとしてお使いいただく ー という方針が定まるに至りました。

 

ギャラリー展示にしても催しの開催にしても、撮影の場として使われるにしても、また暮らしの体験にしても、「迎える側・発振する側」としてこの家と関わることになります。それは、非常に体感的なもので、学びや気づきの多いリアルな体験となることと思います。お客様として訪れる方もとても愉しんでくださっていますが、迎える側、発振する側にしか体験できないことが想像以上に多くあります。今迄お使いいただいた方々には、そういう意味でも非常に喜んでいただきました。

何を隠そう、私自身が、迎える側、発振する側の体験によってこの家にはほんとうに育ててもらいました。出来るだけ多くの方に、そんな体験をして頂けたらなあと考えております。

 

皆さまがふだん馴染んでおられるであろうような現代的な設えの施設ではありませんが、このようなあり方、このような捉え方をおもしろがっていただければたいへん幸いです。

 

 

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